こんにちは。
キノコタケノコ戦争で言うとたけのこ派、ERP・AI事業部本社開発部の及川です。
5/1から各部門に正式配属となり、部門別研修を受けています。
部門によって研修内容が異なり、今後の業務内容ももちろん大きく変わってきます。
したがって、気になる事業部がある人には是非”タグ“を利用した検索をお勧めします!
本ブログでは、カテゴリーのほかにタグを利用して記事を分けており、事業部ごとに関連した投稿を検索できます。
“推し事業部”の情報を効率よくゲットして、もっともっとシステムインテグレータを知っていただけると嬉しいです。
少し話が逸れてしまいました!本日は部門別研修の中でも、私の所属するERP事業部の研修について、今後どう活きるのか話します。
ERP事業部に興味のある学生さん、特に、興味はあるものの、まだ未経験という人に読んでいただけたら嬉しいです。なるべく横文字を避けてお届けします。
そもそもERPって何?という疑問には豊島君が答えてくれています。
それではまず、今まで受けた研修をおさらいします。
DB(データベース)研修 ※新人全員
↓
C#研修 ※内容についてはこちら
↓
ASP.NET研修
といった順番で学んできました。
そもそも、DBにC#、ASP.NETとは何か、なぜ学ぶのか…その答えはERP事業部が扱う製品「GRANDIT」に隠されています。
GRANDITとは、会社のもつ資源(ヒトモノカネ等)を管理するWEBアプリケーションです。
WEBアプリケーションとは、今まさにご覧いただいているこのブログと同様に”ブラウザ上”で動くシステムの事を指しています。
ASP.NETは、そのWEBアプリケーションを作る為のフレームワークです。GRANDITは、ASP.NETを利用して主にC#という言語で開発されています。
そして、そのシステム内でDBを扱うことで、ブラウザ上での様々なデータ管理を実現しているんですね。
はて?
分かるような分からないような…
となった人もいるかもしれません。
なんとなく消化不良な感覚は私自身よく感じます。
先ほどの説明を踏まえて、再度私の中のイメージでお伝えします。
例えば、GRANDITで社員名を調べる場面で想像してください。
GRANDIT坊やは、C#という言語で命令が沢山書かれたASP.NETという辞書を持っています。
あなたはその辞書の目次だけは見られる状態にあります。(それがブラウザ上の画面だと思ってください)
あなたがその目次を参考に、GRANDIT坊やに対して「社員の名前を教えて!」と命令すると、坊やは動き出します。
具体的には、GRANDIT坊やがもつ辞書の中にある「社員の名前を教えて」という項目を見て、そこに書かれた”名前を知る方法”を実行するのです。
坊やはその項目の詳細を読むことで、データベースという沢山の情報が入った書類の中から、”社員”の名前が載っている名簿を取り出せます。
そしてGRANDIT坊やはその名簿をあなたに渡します。
このGRANDIT坊やの一連の動きがシステムであり、GRANDIT坊や改め、GRANDITの正体です。
しかしあなたは、漠然と”社員”を調べたいのではなく、社員のうち、たけのこ派の社員を調べたい場合もあるかもしれません。
社員が増えたよ!と、GRANDIT坊やに伝えたい時もあるでしょう。
それらの要望に対応できる項目が載っていない場合には、GRANDIT坊やの辞書に追加で命令を持たせる必要があります。
そのように、私たちERP事業部の新人は、より理想的なGRANDITをユーザーに合わせてお届けするため、ASP.NETという特殊な辞書の扱い方や、C#という言葉の話し方、DBという書類の管理方法を学んでいます。
これはあくまでイメージの話ですので、実際には少し異なる部分があると思います。
果たして分かりやすく言い換えられているのかも怪しいですが、前半の説明ではイメージしにくいと感じた人の理解の助けになれば幸いです。
昨年の就職活動中、”IT業界は、はじめの一歩のハードルが高い”というお話を何度かお聞きしました。実際にいま研修を受ける中でも、新しい研修内容へ移るたびに、一歩目の困難さを感じています。
しかし、行きづまったらすぐチューターに質問できる環境のおかげもあり、非常に楽しみながら学べています。
一年後、新人の文字が消える時には、もう少しまともな例え話で、より正しいイメージをお伝えできるよう成長したいです。
随分長くなりました…
次回はコンパクトなブログにします!