こんにちは。製品企画室ニュービジネスグループの松永です。
前回は急遽PASTの話をしましたが、仕事(研修)の話に戻ることにします。
同期がいないチームに配属されると研修ネタが被らなくて書きやすいですね。
TOPSICはRuby on Railsで開発されています。
その習得のために5月の前半でRubyの入門書を読み、5月の後半にRuby on Railsのチュートリアルを行いました。
6月からは、チュートリアルで学んだ内容を定着させるために社内向けのアプリ制作に取り掛かっています。
タイトルにもありますように、今回はRailsチュートリアルの話をします。
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チュートリアルではTwitter風サンプルWebアプリケーションの作成を通じて
- BootstrapやCSSの適用
- ユーザーを管理するモデル・DBの構築
- ユーザー登録機能
- ログイン機能およびsession、cookieによるログイン状態維持機能
- ユーザー情報の更新、一覧表示、削除機能
- メール認証およびメイラーを使ったパスワードリセット機能
- ツイート投稿機能
- フォロー機能
といった実践的な要素や開発の流れについて、実際に本番環境にデプロイしながら経験することができます。チュートリアルと銘打ってはいますが、非常にボリューミーな内容でした。ドラクエを普通にクリアするよりも時間がかかります(PS版7は知りません)。
完走した感想ですが、アプリケーションの仕組み(ログインにおける認証システムやトークンの扱い)に対する理解であったり、クラス間の関係性(いわゆるMVCモデル)を掴む上では非常に効果的な教材だったと思います。
そうした知識はフレームワークが変わっても活きてくるものだと思いますし、チュートリアルのクオリティ自体が非常に高い印象を受けたので、最終的に他の言語を使いたい方であっても「日本語のWebフレームワークチュートリアル」として取っ掛かりになり得るのかもしれません。
とはいえ、画面設計やDBテーブルの設計などはチュートリアルに従って実装しており、一巡しただけでは一人でゼロから開発できる水準には達していないのが実情です。忘れている部分は適宜チュートリアルを振り返りつつ、理解を深めるためには自分で一から作ってみるのが一番だと思います。現在行っている社内向けアプリの開発を通じてスキルアップしていきたいですね。
Webアプリ開発にご興味がある方は是非チャレンジしてみてください。
私は入門書を読んでから取り掛かっていますが、Rubyの知識自体はチュートリアルを行う上で必須ではなかったと感じています。
チュートリアル内にも文法について軽く触れる章がありますし、チュートリアル中のコードの意味は適宜説明されているので、文法の知識不足によって理解できないことはあまり無いと思います。プログラミング自体が未経験だと流石に難しいかもしれませんが・・・。
私が読んだのは第6版ですが、第4版はなんと無料で公開されているようですよ!(前回記事に続いて無料を推していくスタイル)