こんにちは、製品企画室の松永です。
COVID-19の感染者数が再び増加している中、お盆をどうしようかなあと考えている今日このごろです。
さて、過去の記事で少しお話しましたが、6月からは社内向けアプリの制作を行っておりました。今回はその様子をお伝えできればと思います。
そもそも、弊社では新卒の研修期間を最長で9月までとしています。あまり他社の新人研修に詳しいわけではないですが、この期間は比較的長い部類で、Railsのチュートリアルを終えた時点でまだ4ヶ月余っています。
そこで、製品企画室のニュービジネスグループとしては
「チュートリアル終わった、はいじゃあ6月からは実務(OJT)に入ろう」
というわけではなく、一旦ワンクッション挟んで
「チュートリアルを踏まえて、一度自分で一からアプリ作ってみよう」
というフェーズを経る方針になっています。手厚いですね。
そういうわけで、6月からは書籍管理アプリの開発を行っておりました。
話は変わりますが、弊社にはSIスクエアと呼ばれるコモンスペースがあります。過去の記事で及川さんがいい感じのアングルから撮ってくれているので、気になる方はご確認ください。
このSIスクエアですが、現在本棚が3つ設置されています。本棚には社費で購入した本やら社員が執筆した本やら寄贈した本やらが保管されていて、誰でも閲覧可能な状態になっています。
ここにある本の管理を電子化し、さらにレビューを投稿したり貸出管理ができるようなアプリケーションを作ろう、というのが本研修のゴールとなります。
紆余曲折を経て完成したものがこちら。
開発時のアプリ名はSI Object Browser Book Managementとなっており、
早い話が弊社製品であるSI Object Browser Project Manegement(OBPM)のパロディです。ロゴはペイントで書き足しました。
ransackによる基本的な書籍検索機能のほか、レビューの投稿機能や簡易的な貸し出し管理機能がついています。検索結果や貸出/返却履歴をCSV出力することも可能です。
登録時にはISBNコードから書籍情報を自動入力することもできます。
裏でjQueryが動きます。
今回の社内向けアプリ開発を通じて、Railsチュートリアルの復習をしつつ、検索機能の実装などのより実務に近い経験を積むことができました。
現在この書籍管理アプリにはRSpecによるテスト自動化の練習相手になってもらっています。
今後も健康に気をつけつつ、楽しんで業務に臨んでいきたいですね。