こんにちは、製品企画室の松永です。
今年入社した新人がブログを引き継ぐため、場合によってはこれが最後の記事になるかもしれませんが、日常回です。最近のお仕事について書きます。
TOPSIC SQLに関連の業務も一段落しましたので、最近は既存のTOPSICの機能改善に力を入れています。
例えば私が提案・追加した機能として、管理者がより柔軟に受験結果を分析できるようにするための、受験者が提出したすべての結果を汎用的に検索できるようにした画面があります。
TOPSICでは、管理者はイベント(AtCoderでいうコンテストであったり、学校でいう定期試験や模試のようなもの)を設定し、開催したイベントに受験者を紐づけることで受験状況を管理をする運用となっています。
管理者はそれぞれのイベントを経由して受験者の提出結果を確認することができ、イベントの管理画面では、各イベントで提出されたソースコードを一括で出力することなどもできます。
その一方で、今までは同じ問題を「新人教育用イベント」「中途採用用イベント」など複数で使っているようなケースにおいて、「イベントを横断して条件を指定する」といった検索を行うことができませんでした。
この画面の追加によって、
「どのイベントでも良いから、①この問題を②Javaで③正解した提出結果を④ソースコード長の昇順に 知りたい(そして出力したい)。短くて綺麗なやつは模範解答として社内で共有するぞ」
といった、複数条件での検索がアプリ上で簡単に行えるようになりました。
検索結果の一括出力もできますので、正答率の有意差検定などもしやすくなるかと思います。
新規機能を提案し、そしてそれを自分で実際に作ってプロダクトに反映させることができるのは自社製品の開発を行う上での面白さのうちの一つだと思います。
また、弊社の社風では、そうした提案を気軽に行うことができています。
ユーザーが使いやすくなるように、今後も業務に励んでいきたいと思います。
