就活の思い出(前編)

 
  • 投稿者:松永 洋紀

こんにちは、製品企画室の松永です。
最近の同期の記事を見ていると就活ネタがトレンドのようです。便乗します。


1. なぜIT業界に?

もともとは大学・大学院ともに生命科学系の専攻でしたので、面接などでは逆にネタにしやすかったです。なお、プロフィールページには院しか記載されていませんが、学部は立命館大学の生命医科学科です。

詳細は割愛しますが、B4の時に実験の作業(細胞の観察)を一部簡略化しようと思い、ほぼ未経験の状態からPythonとOpenCVに手を出したのがきっかけです。コード自体はフレーム間の差分を取る監視カメラのサンプルプログラムを見様見真似で切って貼ったりしつつ、雑にパラメータを調整した程度のお粗末なものだったのですが、それでも単調作業の簡略化には十分で、最終的に、2,3時間ほどかかることもあった作業を数十分に短縮できました。この達成感や感動が業界志望のきっかけです。

また、実装そのものが楽しかったことも重要です。会社にもよりますが概ね1日8時間程度仕事をするわけですから、最悪ケースでは8時間ぶっ通しで開発環境とにらめっこすることが苦にならない人の方がエンジニアに向いていると言えます。個人的には、非情報系の新卒でITエンジニアに興味がある方は一度独学で勉強してみて向き不向きを判断することを強く推奨します。(いわゆるSIerの上流工程ではあまりコーディングする機会が無いのかもしれませんが)


2. なぜシステムインテグレータに?

主にM1の秋のエピソードです。上記の経緯からIT業界への志望を決めたものの、当初は門戸の広いイメージのあったSIerへの就職を考えていました。
しかしながら、調べれば調べるほどに闇が感じられ、またプログラミングが楽しかったからIT業界に行こうとしているのにも関わらず大手SIerでプロジェクト管理や折衝を中心に業務を行うのも気乗りしませんでした。
また、会社から徒歩圏内に住んで移動ストレスを最小限にしたかったため、SESにありがちな客先常駐も好ましくありません。

以上より、自社が製品を持っており、その開発に携わるという勤務形態が望ましいと考えました。

その一方で、イケイケな自社開発企業を志望するにも情報系専攻ガチ勢に対する技術的なハンディキャップを感じてもいました。かといって未経験歓迎を謳う企業に入ったら超絶ブラックだったというケースも避けたい・・・。

そういうわけで「未経験歓迎な雰囲気で手厚い教育制度をもちつつ自社製品の開発に携われる、かつ業績や残業時間の面で安定している」などといういかにも都合の良い条件を望みつつSIerメインで業界研究等をしばらく継続していたところ、偶然「これからのSIerの話をしよう」というthinkitの記事に出会いました。

業界研究によりIT業界の闇を垣間見つつあった私は記事を読んで共感し、とりあえず著者の社名で検索をかけてコーポレートサイトを開いてみることにしました。

これが弊社との出会いです。
元々実験作業の効率化のためにプログラミングを学んだ私にとっては、「時間を与える」という文言は印象的に感じられました。
第一印象も良かったので新卒情報のページから新卒採用について調べてみますと、

未経験歓迎:採用ページの記載を、新卒採用者を網羅している新人ブログの出身校で裏付け
教育制度:合同研修などもあるらしいが、そもそも研修期間自体が長め
自社製品開発:製品・サービスの項を参照すれば自明
業績安定:東証一部

なんと、都合の良い条件を全て満たしていました。これにて志望確定です。


長くなってきたので以降の準備・資格取得等は後編に回します。

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